酸化チタンなど生活を支える新材料~先進的な材料加工技術白書

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成形方法の1つ

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私達が生活する身の回りには様々な製品が存在し、金属を原料にした複雑な形状のオブジェなどもよく見かける。プラスチックなどの合成樹脂で出来たものは素人でも簡単に加工することができ意図する成形が可能だが、金属のオブジェのように簡単には整形することが出来ないものを材料にした時の成形方法について興味を持つ方も居るだろう。金属の成形方法はプラスチックのように簡単にはいかないが、実は工程としてはそこまで大きな違いはない。どちらも材料を熱し、熱して液状になった所で型にはめていくことで成形をすることが可能だ。この成形方法を鋳造と言ったり、キャスティングと言ったりする。キャスティングは流しこむ金属の種類によって多少方法が異なり、例えば比較的融点が低いアルミなどはアルミキャストとして知られている。
アルミキャストは日本語に訳すとアルミ鋳造のことで、特別な意味を持つことはない。アルミを鋳造して成形するために用いられる整形のことはアルミダイキャストと言い、アルミダイキャストの特徴として高圧注入という製造方法を用いてアルミを型に充填していく。特別高圧で充填しなければキャスティングをすることが出来ないかというとそんなことはないが、圧を高めることで隅々までキャスティングすることができ、成形レベルを極限まで高めることが可能になる。そのため1mmのズレが品質を左右するエンジン内部のパーツなどはアルミダイキャストを用いたキャスティングが行われる事が多い。アルミキャストにはダイキャスト法以外に様々な種類があり、ダイキャスト法はあくまでも1つの手法でしかないといえるだろう。しかし一般的にアルミキャストというとダイキャスト法を指す程ポピュラーなキャスティング方法になっている。